京都弁の不思議 はんなり・ありがとう・・例文で敬語の意味を

京都弁このとをわざわざ「京ことば」と言う。
それは【京都弁】という方言的使い方に抵抗があって
京都人は1000年の都が終わっても京都の事を地方だとは思ってない。

そんな事が書かれていたのはこれ。
作者カツヤマケイコさん の京都のツッコミ漫画。
京都タワーで朝風呂を

その中に現代の京都人の使う言葉について書いたはって・・
京都を舞台にしたテレビドラマとかで

「へ~」「そうどすな~」「おこしやす」

とかいう台詞を聞くと「一般人はそんなん、いわないって!」
とツッコミなしでは見てられない
家族のお父さんも

「イントネーションがおかしい!」
「なんで嵐山から鞍馬にワープしてんのやっ」

と、ドラマなのにやたらとイチャモンつけるというエピソード。

またこの作者の絵が面白いんです。
大笑いしました。お薦めです。

今日、男友達と渋谷で食事をしていて
お粥さんの話になりました。
京都はなんでも‘ さん‘をつけるね、とつっこまれる。

おかゆさんではなく、おかいさん・・と修正してみたけど
そのことより名詞に(さん)がついてる事が気になるらしく

「じゃ今食べてるこれ、スパゲッティさん? おスパゲッティ?」

「外来語にはさんはつけないよ」

「じゃあ、お粥さんみたいに米つぶ系には全部さん付け?
  おにぎりさん?
 ごはんさんでも食べにいこおへ~ん?(誘い文句の京バージョンのつもり)

「笑!ごはんにもさんはつけへんよ」

「他にさんをつける言葉は?」

「ん~ おあげさん、おいもさんとか・・
 あっ飴は あめちゃん。」

「じゃあ ガムはガムちゃん?」

「ちがう、ガムはガム、呼び捨て 外来語やから。。
      あと、うんこさんもそうやわ」

「なんで!うんこにさん付け?
       じゃ、おしっこさん?」

「ちゃう~~~~~(困)」

「おしっこは外来語じゃないのに呼び捨て?」

「でも お がついてるもん!
このさん付けはね、つけるかどうかは理屈なしで丸覚えしかないのっ」

とまるで英単語の変化形で先生が言ってたように。

改めて聞かれると
ほんまに変ですね、京都弁というより関西全般でさん付けだと思うんですが。
大阪とか奈良の人どうなんでしょう?

あと 
○○したはる  ていうのについて
カツヤマさんの漫画でなるほど~と思った。

京都では頻繁に(しはる したはる しはった )
を多様するけれど敬語という意識はない。

親にも使う  「お父さん、行かはった」
動物にも   「お猿さんぎょーさんいはる」
植物にも   「綺麗に咲いたはるなぁ」
食べ物にも  「おなす よう漬かったはる」
お天気にも  「晴れてきはったなぁ」
蚊でさえ   「蚊飛んだはる、ごきぶり出はった」とか。

これはアニミズム精神からきていると。
精霊崇拝、なんにでも敬う心なんだと。

私もそう思います。
したがって自分には ~しはるは言いません。

ところでパソコンで京都弁でメールや日記を書くときって
変換が大変なんですよ。

行かはった なんかは (以下張った) になってしもて
(行く) とまず打って( く )を消して (はった) と足す。
何回使ってもパソコンは覚えてくれ張りません。
方言は大変なんです。

その他のさん付けを思いついたら教えてって言われたので。
京都弁の不思議 報009

お豆さん あんこさん、仏さん 神さん、おはようさん、おめでとうさん
お雛さん・・・