香道の体験ができる京都【山田松香木店】

香りを聞くという 香道
アロマテラピー同様の本にも昔から香りを嗜む文化があったんですね。

京都のお香で有名店のひとつ
「山田松香木店」で香道体験してきました

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高木って伽羅(きゃら)とか
めちゃくちゃ貴重でん万円もするもんなんで実際に嗅ぐことが出来るだけで値打ちがある。

香道 和文化体験。
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山田高木店の店内は和の香りが漂い
香道に欠かせないお香の原料がずらり並んで
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香木を中心にお線香、練り香、連香・印香‥香炉から香道のお道具など、どれも本物の存在感。大きなもの、美しいもの、めずらしいものから鑑賞しつつ、一角には漢方薬剤のように神経質に保管された香木があります。

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香木は人の手で加工されるものではなく天然木そのままで、気温・湿度など保存も難しいことから専門店でしか取り扱えない貴重もの。その希少価値から伽羅(きゃら)などは1g3万円といったお値段です。
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ざっと見渡しただけで「あっこれは買っちゃうな・・」の予感。

■聞香体験の予約方法と香道について

いくつかの体験コースがありますが、初めての方ならば「ミニ聞香体験」45分程ですのでしんぼう弱い私でも正座も持つし、教えてもらったことも忘れないくらいの良い時間です。

ミニ聞香体験 1500円
午前10時30分 午後 2時30分 1室のお部屋に5名まで(日曜休)

予約は電話のみの受付
TEL 075-441-1123
予約受付時間
月曜日~土曜日(祝日を除く) 午前10時~午後5時30分

その日のその時間の少し前になりましたらカウンターにて受付を済ませ、時間になるとお店の方に案内されて奥の和室に通されます。

まずは香道についてレクチャー、その合間にも丁寧に質問にも答えていただきました。香道には大きく2種類の要素があります。

・香りを聞く聞香(もんこう)
・香りを聞き分ける遊びである組香(くみこう)

日本書紀によると推古天皇3年(595年)に淡路島に香木が漂着、焚いて香を楽しんだのは聖徳太子の飛鳥時代からといわれています。奈良時代に入ると仏教の発展と共に香の文化が広がり平安時代には貴族の雅な香あそび、室町時代に武士、権力者の道として確立されました。

■いよいよ和室での香道体験

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小さな炭に火をつけて灰が入った聞香炉にいれます。
そして灰を形作りその上に銀葉をのせ、数ミリ角に薄く切った香木を熱し香りを発散させます。香木ごとに適温があり火力を調節する技術がいるそうです。
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きき方
聞香炉の向きを整え、手を覆い3息(さんそく)します。
その後 香炉からそっと顔を外し息をながします。聞き終わったら一礼し次の方へ向きを整え直してまわします。

難しいのはゆっくり息を吸って香炉の外へ息を流す‥作法。失敗するとブホーっと灰を吸い込んで撒き散らすというコントのようなことになってしまいますので、ここは慎重に作法に気を取られることなく香りも楽しみましょう。

香りの覚え方は甘・酸・辛・鹹(しおからい)・苦の5種類、これを「五味」といいます。香りを聞き分ける遊びである組香は鼻だけでなく体全体を研ぎ澄ませ熟練の感性が必要だと感じました。見事に全部外れても、初めてならそういうものだと思って気を落としませんように。

■聞香体験のためのアドバイス

ただ香りを楽しむのではなく季節のうつろいを五感で感じて心を落ち着かせ、香りに心を傾ける。とても優雅な時間です。

特にお店の方から注意などありませんでしたが香道の心得として注意点があります。

香水など強い香りを身に付けないこと。食事後にお伺いする場合も同様、匂いのきついお料理は控えたほうがいいです。席中では、腕時計・指輪・ブレスレットを外し、お座敷ですのでストッキングや素足はNG、ソックスをお持ちになるのが望ましいですね。

京都では他にもお寺や庭園の拝観、写経、料理屋さんなど畳のお座敷に上がる機会がありますからこのへんの事を気にかけていたほうがいいかと思います。

レッツチャレンジ。