智積院の宿坊【智積院会館】宿泊記その2
アクティビティー編
前回も書いたのだけどここは7千円弱で泊まれる穴場のホテル。
京都の宿坊はいくつも泊まったけど今までで一番設備が充実していると思いました。
宿坊といえば修行のように過ごす・・というイメージなのだけど、ほんとに普通のホテル、基本ほったらかしです;掟なし、自由自由。
で特筆したいのはここからなんですが
智積院会館に宿泊した人特典で、いろいろ案内していただけた、その感動を。
朝6時前、ロビーに行くとお坊さんが待っていてくれはって、この日は3名のご案内。面白かったのが皆一人旅(女2 男1)だという、私のような人ってたくさんいるのだなぁ・・後で聞いたところ4組おられたのだけど、そのご夫婦は奥様が体調不良で参加されなかったと。
どーりであれだけ探検しても誰にも会わなかったはず、朝の洗面やトイレでも会わなかったので、もしやこの広いホテルに私一人なのでは?とも思いましたよ。
これも後でチェックアウト時に聞いた話ですが、次の日からは学生の団体さんがいらっしゃると。よかった、タイミングもよかったです。
はいそれでは本堂に向かいます。
雨女の力発揮!朝からしとしと夏の台風前の風と雨です。
ですがこの雨があの大スペクタクルショーの雰囲気をさらに盛りあげてくれたのでした。残念ながら本堂内のおつとめは撮影禁止で画に残すことはできなかったけど、映画のワンシーンのようで、ずっと焼き付いています。
本堂では約一時間、私のようなすぐに足の痺れる人の為に椅子も用意されているのでずーっと同じ姿勢で拷問なんてことはありません。参加するというか、見学するといった感じ、お坊さんは何名いたのかな・・50名かもっといたかも・・全員よく響く声で念仏を大合唱。後半はドラや鐘も登場して、ちょうど終盤に生ぬるい強風がご~~~っと吹き入ってきて、オペラの終盤のような感動。その迫力からのけぞりましたよ。あの5色の旗も鍵盤のようにピラピラしてました。
その後、一緒に庭園のある建物に案内され、
・・あっその前に宝物館、で長谷川等伯の襖絵を説明付きで眺めさせてもらう。電気消して真っ暗ししてから浮き上がるあの襖絵のトリック!見せていただきました。普通は真っ暗にすることはできないそうです。オープン前なので拝観料はなし。この特別感ですよ。
こちらは建物のレプリカのほう、写真OKです。
名勝智積院庭園
3名だけの贅沢。 お菓子、お抹茶付き
朝のピーンと張った感じの静けさが、感動。
いろいろ説明していただけますが、
お説法のようなものはなく、さらっと。それがまたよかった。
もう少しぼ~~っとしていたかったけどお時間です。20分ほどで立ち上がり、他のお部屋の案内もしていただき、宿坊に戻りました。
朝食はこちら~
10時チェックアウトだったので、その時間ぎりぎりまで、
朝早かったのでうとうと二度寝、
お寺の読み物などを読みながらゆっくり過ごしました。
ここはまた泊まりたいです。
きっと季節ごとに全然違うものを感じられるでしょう。
・・・あれ、なんか書こうと思ったけど忘れた。
いいか、また思い出したらその3を書きます。
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智積院会館のホームページ
https://www.chisan.or.jp/sanpai/kaikan/
大人(中学生以上6,670円 朝食付き、灯明料1,000円込み
子供(4歳以上) 5,150円 朝食付き
幼児(3歳以下1泊) 無料
チェックイン 15:00 (最終チェックイン:21:00)
チェックアウト 10:00