和ろうそくというと碇型で真っ赤なもので
繊細な手書きの絵が書いてあって、火をつけるとメラメラ揺れながら燃えるあれ。
あのいかり型はロウが垂れても見苦しくないように計算された形だそうです。
なんか心奪われるかわいさで京都の店先などで見つけるとつい立ちどまって見てしまいます。
和ロウソクの炎を見つめていると、アルファー波が出て、
精神安定作用を促し、心身をリラックスさせるという。
この和ろうそく、結構なお値段しはる。
普通のロウソクに比べ持ちがいいかというと、
それほどでもない気もするんですけど何がそんなに高いのか。
手間と原料です。
普通のロウソクやキャンドルは石油から
いわゆるパラフィンロウソクですね
一方、和ろうそくは植物から出来ている。
「櫨(はぜ)というウルシ科の落葉高木の実を搾って乾燥させた
「木蝋(もくろう)」を主原料だそう。
石油が原料だと部屋で燃やし続けたら煤で黒くなってしまう。
お寺さんなんかのお堂で黒く汚れていないのは和ろうそくを使っているからでしょう。
蜜ろうそくと同じく、植物性の和ろうそく。
もったいないので火を付けないで集めてみることにします。
コメント
突然失礼します。最近PCで和蝋燭を検索しております。京都で和蝋燭職人をしている者です。和蝋燭・絵蝋燭を御紹介頂き感謝致します。今後も本物の和蝋燭を広めて行きますので、宜しくお願い致します。また「おつかいもの本舗」と言うお店を京都で営んでおりますので、機会有ればお立ち寄り下さい。
御礼まで
和ろうそく職人さんなのですね♪ 素敵です。http://www.otsukaimono-hime.com/tableware/pg151.html
機会をみてもっとちゃんと記事にしようと思っていました。近いうちに..
コメントありがとうございました。
追伸
蜜蝋の蝋燭は、動物性の蝋です。本来仏事には使用できません。
蜜蝋は蜜蜂の唾液で出来ておりますので、香りも蜂蜜の匂いでは無く、その時に蜂が吸っていた花の香りがします。(れんげなど)
蜜蝋100%のろうそくは、特注になります。町に出回ってるのは、蜜蝋入りで、蜂蜜の香りが付けてあるものだと思われます。
豆知識
>本来仏事には使用できません。
そうなんですね!他、勉強になりました。
ありがとうございます。