年末ですねぇ・・年末といえば除夜の鐘。
除夜の鐘といえば京都の知恩院さん。
お坊さんが仰向けになって鐘を突く!バックドロップ除夜の鐘(名づけbyみうらじゅんさんだったかな・・)が有名です。
正式には知恩院(ちおんいん)
だけど私 小さいころから(ちよいんさん)て言うてて
この知恩院の中の学校に通っているときもそう言うてて
東京に住むようになって・・いや、もっとか、
寺社仏閣めぐりをするようになって初めて
「あれ?ちお? ちよ?・・言い方間違えてた?」と気が付いたですが
それで今なにげに
知恩院のウィキペディアを見てはっとした!
今も京都の人々からは親しみを込めて
「ちよいんさん」「ちおいんさん」と呼ばれている。
って・・ちょっと、おーてるやん(嬉)
言い間違えではなかったと変に納得するのでした。
知恩院さんはなんでもスケールがデカいね。
これは入口の山門で
こんな階段上ってやっと本堂です。
ちなみに足の悪い人は上まで別ルートで車横づけできます。
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お寺、神社は(正式名)と(通称)と(京都人の呼び方)が違うのでややこしい。
お隣の八坂神社のことは地元では祇園さんと呼ばれてて
お寺でも神社でもさんづけが多いです。
京都の人はなんでもさんを付けますが、つけないのとつけるのがあります。
関西一般に同じだと思いますが
この前ドラマで女優さんが京都弁のセリフしゃべったはって
「ちょっと!そこのお鍋さん取って!はよはよ」
って・・・?? それはいわへん、お鍋にさんはつけません。
そこはお鍋、または鍋、呼び捨てでいいのです。
キッチングッズには付けない、
だけど、おあげ、お芋にはさんをつけてあげてね。
さんづけは
親しみを込めている場合と、尊敬の感情の場合、嫌みの場合と
いろんな意味と含みがあって
これは他県の人に説明するのは難しい。
他県から、たとえ東京(江戸)からでも
京都に来る人の事を今でも(おのぼりさん)っていう人がいて、これはいい意味ではないですね。
京都人に寺社や京都の食材のうんちくを語りだす旅行者の事ですが、
(いや、なんでもようご存じですねぇ)と言われて褒められていると思っている人、陰でおのぼりさんって言われてるかも。
あと変身さんというのもこの前聞きました。
舞妓のコスプレをして観光している人の事です。
舞妓体験と言わずコスプレといってしまう私もちょっといけずかなと思いますが・・タクシーの運転手さんが言うたはったんですが「若い子や外人さんはええけど、トウのたった変身さんは勘弁ですわ~笑」って。