お寺の拝観 + 自然にふれる + 周辺グルメ
だいたい何処かへ散策したくなったらこのセットなんですが、去年、東京都内で何度も行ったのは目黒です。目黒はお寺や神社の宝庫なうえにおいしいものもたくさんあり、自然もいっぱいで季節のお花も楽しめます。うなぎとかね、団子とかね。
ひとりで自転車で行くこともあれば
お友達と行く時もあり、楽しい効率のいいルートも定まりつつあります。
目黒で代表的なのは、瀧泉寺(目黒不動尊)ですが
ここは一番最後にしてその前に行くのが五百羅漢寺。
このお寺はどちらかというと男っぽい、男性に好まれるんじゃないかなと思います。圧巻の仏像、羅漢像群、女性一人だとちょっと心細くなってしまうような感じ。
五百羅漢寺のご朱印いただきました。
御朱印をいただくと
どのお寺も墨のにじみ防止に薄紙をはさんでくれはるんですが、
こちらのはその薄紙が獏王の絵。目が3つ!
これは五百羅漢寺に実際におられる像です。
ここのお寺の主役でもある300体以上おられるリアル羅漢さまがずらりの中
実はこの獏が私が見た中でいちばん衝撃的だった像。
獏って架空の動物、架空ならではの衝撃ってあるじゃないですか
怖くもあります。
顔の額のところに目、両脇のお腹のところにも3つづつ目。
その目がこっちみたはる、きゃ~~。みたいな。
写真は撮れないので、
こうやってご朱印の薄紙に絵でもらえるのは貴重だなぁと思って。
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五百羅漢寺は一見お寺っぽくないというか
入口から近代的な建物なのですが、内容は濃いですよ。
特に一番奥のこの建物へ入って見てください。
なんか日本じゃないような。。トリップします。羅漢様に囲まれる~~圧巻!
とにかくめずらしいというか、一度入っていただきたい
迫力満点なんです。
(ゆるキャラ)(マイブーム)という言葉を生み出した
みうらじゅんさんが言っていて納得したことがあります。
仏師(仏像を作る人)の腕の見せどころは仏像じゃなく、上人像や羅漢など元は生身の人間だと。人間のようにリアルに作ってもいいんです。
仏様は仏典に従って細かい規約があるので自分の作風をだせない、鎌倉時代に運慶が個性を出そうとして、血管を浮き立たせたり筋肉隆々に作ったり、それが仏像の彫刻技術の限界、頭打ち。なんだけど羅漢像は自由なんで躍動感があり、デフォルメされていたりしておもしろって。このお寺に来るとそれをいつも感じます。
(ディスカバリージャパンより)
みうらじゅんさんの解説付きで行ったら夢のように楽しいだろうな。
超リアルな500の羅漢像を
たったひとりで彫り上げたというからまたすごい。
おひとりづつ名前があり役割もあるようです。
御朱印はこちらでは預け方式にしてくださいとお寺さんが言ってました。
帰り際だと準備できていないので時間がかかるからと。