こんな仏像の本があって、詳しくてわかりやすい。
雑誌なので値段も安い。
一個人という雑誌の仏像特集なんですが
写真禁止の国宝の仏像がどアップでカラーで掲載されているので
高い写真集くらいの値打ちがあるなって思って。
有名な阿弥陀さまばかり載っているページでお顔の違いを比べたりしました。
東寺の【立体曼荼羅】のページなんかは開くだけでまぶしいよ。
仏像を紹介した本って、文章がこ難しくて読み気にならないのがほとんどです。
よく、お寺を拝観したときにいただくパンフレットも
あれもわかりにくいね~。
何時代の人が書いたん?くらい古臭くて読む気になりません。
最近は興味をもち始めた人のためのとっかかりとして
やさしい、わかりやすいものも出てきましたが
そういうのはなんか漫画チックで、仏さまのほんのさわりだけ。
この本がきっかけで【十一面観音】が気になってます。
それだけ見ると超シュールで
11のお顔の表情みてみると、すごいね
それぞれ違っていて意味があるとのことです。
頭頂部、トップの仏様を【如来面】っていう。
で、ちょっとみてみて~一番背面の仏様
爆笑したはるわ。
この意味は・・《悪への怒りがきわまるあまり大口をあけて笑う表情》
怒りすぎて笑ってるって・・ちょっとゾクッとするね。
あとね、
ちょっとわかってきたら(みうらじゅん)さんの本がめちゃ笑えます。
みうらじゅんマガジン vol.2 仏像ロック
東寺の立体曼荼羅のことを3D曼荼羅
邪気のことを(いい踏まれっぷりのマゾ)と紹介していたり
円谷プロの怪獣と仏像を重ね合わせてはるのが面白い。