京都の東山七条の智積院。
豊臣秀吉のお子さん鶴松の菩提寺として建てられたそうです。
真言宗智山派の総本山
密教寺院なので私の大好きな大日如来がご本尊,
宗祖は空海です。
おとなりの三十三間堂や、徒歩圏内、清水寺に比べて混雑がないのがいい。平日に限って言えばまだ団体さんに会ったことがなく、いつだって落ち着いていて
利休好みの廬山を模した庭園
国宝!長谷川等伯の襖絵
などが有名。
智積院の中には【智積院会館】という宿坊があって、ここが快適で安いとは聞いていたんです。それで実際に泊まってみて期待以上のお得感を実感したという話。
宿坊 智積院会館のホームページ
1泊しかしていないのですが、とっても充実な宿泊となったので
ちょっと2回くらいに分けて書いてみようと思います。
まずこの宿坊のお値段を書いておくと
大人 5670円+灯明料1000円
宿泊だけじゃなくて大特典アクティビティーも含まれる。
早朝の密教式大オーケストラ、ドラ付きのおつとめ体感、そしてそのあと智積院の住職さんにお寺内と宝物館を案内していただけるというもので
まだ開園前の庭園をお茶菓子付きで眺められるって贅沢よね
これだけでも6千円は払わないといけないんじゃ・・。
ちょうどこの時は祇園祭さなかの観光シーズン、皆がホテルが取れない取れないと騒いでいるころ、2日前に電話して予約が取れた、そう穴場ホテルなのです。
宿坊といっても門限が22時という以外普通のホテルで立地もいい。京都駅も近い。宿坊といえば朝のおつとめに参加必須なのですが、原則参加とはいっても、パスしている人もいたな。・・いやーだけどあれに参加しないなんてもったいないと思います。
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まずは夕方にチェックインして宿坊は入って右側。外観はその名の通り 会館って感じですが・・
お部屋の施設は
ひとりで暇なんであちらこちら探索しましたよ。
一人泊でこの広さでこの価格とはやっぱり安いな、10畳部屋でした。通常は6人まで泊まれます。 ちなみに宿泊料は一人いくらなので、2人で泊まったらお部屋代としては単純に2倍になります。なので一人旅の人にとってはとーってもお得。
お茶にポットに冷蔵庫 エアコンにテレビ完備 清潔!
部屋設備・備品
・テレビ ・湯沸かしポット ・お茶セット ・個別空調 ・ハミガキセット ・フェイスタオル(バスタオルはご持参ください) ・浴衣 ・スリッパ ・冷蔵庫
記念品として智積院手ぬぐいもいただけます。
トイレとお風呂は共用なんですが
みて、ぴっかぴか
お風呂もまだ早い時間だったので誰もいなかった、汗かいたので探索ついでにさっとシャワーを浴びました。
お風呂は1Fにあり、ボディソープ・シャンプー・ドライヤー完備。
バスタオルはないけど、部屋のタオルで十分、シャンプーもこだわらなければほんと手ぶらでお越しください。。ですね。実際、実家から来たのでショルダーバック1つだったのだけど。
なんとお土産やさんもありましたよ
誰とも会わなかった館内です。
ちょっとお寺も散策。
夏なんで暑かったんですが夕暮れ日が暮れてくるといい具合の散策ができます。
広いお寺で、奥にず~んと進むと本堂
この五色のピラピラ、ここの特徴で写真をみるとここだとすぐにわかりますね、
本堂だけじゃなく、庭園側の建物も風になびいて派手にピラピラしてました。
日傘をさして蓮庭を眺めたりして、
ちょっと(京都で恋に疲れた女がひとり)ごっこ。
いや実際はお風呂上りで首にタオルをかけて洗面器でも持っているような気分だったのだけど。
庭園と国宝物は明日の朝、
お坊さんがついて説明してくださるのでこの日は我慢。
それで一瞬敷地外に出たけど
日常に戻りそうなので!すぐに智積院に戻ってきました。
夕食は宿泊にはついていなくて、ここで食べる場合は追加料金
1620円(だったと思う)の精進料理
こちらも誰もいません。6時半、早めの一人で夕食、貸切夕食。
ひとりなら雰囲気だして精進料理がいいけど、もし2人以上なら、次泊まった時は外で食べるかな。隣のパークハイアットのラウンジにハッピーアワーのお得なメニューがあったよ。
もしくはデパ地下でなんか調達してお部屋で食べてもいい、肉でも魚でも食べられます。
もう一度お風呂に入って、エアコンつけてテレビ見て・・、こういう場所は早寝早起きに限る。。ということで9時には就寝しました。
次の日、6時前にロビーに集合!
其の二へつづく。