きらきらと琥珀色に輝くいびつに割られた飴ちゃん
これがめちゃくちゃおいしいのです。
材料は麦芽糖と黄ざらめ
しつこくなく後味もすっきり。
京都の幽霊子育て飴です。
京都のお土産としてレア度満点。
というのも以前は新宿伊勢丹で売っていたのですが
この前行ったらないって!もう扱いがないと言われてしまいました。
うそ・・
東京で唯一【子育て幽霊飴】が買える場所だったのに。
通販やパソコンのオンラインも探してみたけどないみたいなんです。
ということなら京都に帰ったときは
特に祇園界隈へ行くなら必ず買って帰らなければいけないな。
【みなとや】のお店の場所は六波羅蜜寺の前
このアメの名前の由来ですが
お産で亡くなった女性の幽霊の事を産女(または姑獲鳥)というそうです。
うぶめと読む。
昔は産後に亡くなった女性がたくさんいて
姑獲鳥伝説もたくさん残されています。
日本昔話というアニメがあってそれで覚えてるんですけど
京都の六原にある伝説が有名なのではないでしょうか?
[昔 亡くなった姑獲鳥さんがお墓で子供を産み、そのこの為に夜な夜な幽霊となって飴を買いに来た。】
といういわれの幽霊飴です。
このあたりは祇園や清水寺も近いのに観光客が少なく、ローカルさ満点な上
平家のお家がたくさんあった場所、あの世とこの世の通り道の井戸とか
散策すると毎回発見があり好きな場所です。
___________追記_______________
行ってきました。前はなかったと思うけど、サインとか貼ってあって驚く。雑誌の扱いもこんなに!
5個買って実家に戻ったら
「なんやあんた、ババ臭いもんばっかり買おてきて・・」って言われてしまいましたよ。「えーーっおいしいのにこれ。でこれはお向かいの六波羅蜜寺のお線香な、白檀の香りやねん」と説明しながらカリカリかじる、・・うんやっぱりこの飴、おいしい。